源泉との交互浴ができる白浜町・椿はなの湯日帰り温泉
温冷の湯船に交互に入ることで血流を良くしたり、心身をリフレッシュしたりする効果があるとされる「交互浴」。和歌山県内にも交互浴が楽しめる温浴施設がたくさんありますが、源泉との交互浴を掛け流しで楽しめる日帰り温泉が白浜町にあります。
椿はなの湯
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町椿1058番地の1(MAP)
白浜町といえば、南紀白浜アドベンチャーワールドや海水浴などが人気のリゾート地です。観光の途中で立ち寄るにもピッタリの日帰り温泉です。
熊野古道「大辺路」ルートにあり、昔から旅人が疲れを癒してきた椿温泉。今もお手頃な価格で日帰り入浴が楽しめるのは本当にうれしいです。これからも守っていきたい温泉地です。
椿はなの湯(日帰り温泉のみ)は道の駅椿はなの湯内にあります。
県道沿いで行き帰りのアクセスも良く、交互浴はできないものの家族で使える貸切風呂もあります。どなたでも安心して立ち寄ることができます。
美肌の湯の源泉で交互浴
椿温泉は今も湯治のため訪れる方もいらっしゃる、歴史ある温泉です。温泉はpH9.9のアルカリ性です。かなりphが高く、皮膚の汚れなどを落とし、入浴後に肌がツルツルする感じを得られるため”美肌の湯”と呼ばれます。
椿はなの湯の日帰り温泉では、源泉が約31度と低いため、そのまま源泉に入ると冷たく感じます。
檜の浴槽に溜めた源泉と、加温された大きな浴槽との交互浴が楽しめます(どちらも掛け流しです)。
女風呂は、左に洗い場、奥に源泉浴槽、右に加温浴槽
写真が撮れないため文字でのご説明になりますが、それほど浴場は広くなく、8人くらいいると圧迫感を感じます。脱衣所から入ると左に5つくらい洗い場があり、奥の窓際に源泉が注がれる浴槽があります。右側の加温浴槽は大きく、10人くらいは入れるかな?と思います。
源泉は一人分くらいの大きさの檜の浴槽なので、みんなで順番に入ります。「ひとりじめしないで」と案内板が出ていますが、私はそんな方に出会ったことがなく、みなさんちょうどいい感じの時間で入れ替わり、交互浴を楽しんでおられます。
夜は地元の方々が多いと感じますが、ほとんどお一人で来られています。私もいつも一人で行って、のんびりと交互浴を楽しんだり、窓から入ってくる風を楽しんだりして、30分ほど入浴しています。
椿温泉では、道の駅椿はなの湯の他、旅館しらさぎでも日帰り入浴ができます。旅館しらさぎでも源泉との交互浴が可能です。また、旅館しらさぎでは宿泊、湯治も可能です。足湯なら道の駅はなの湯の敷地内にあります。
それぞれのレポートは以下です。ぜひ合わせて読んで、白浜町の椿温泉へ足を運んでみてください。
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