フルーツ 2022.07.24

和歌山で桃、スモモ、スイカの季節が終わったら、8月はブドウ、ナシ、イチジクへ

和歌山は「フルーツ王国」と呼ばれるほど、フルーツの栽培が盛んな土地です。

桃と温州みかんが最も有名だと思いますが、年中なにかのフルーツが楽しめます。農産物直売所にちょこちょこ寄っていると、季節が移ろうごとに並べられるフルーツも次々と変わるので、四季よりもっともっと繊細に季節の変遷を感じます。

桃は6月から始まり、トップシーズンは7月の25日ごろまで。その後もお盆頃までは桃の販売がありますが、量も減りますし、品種も変わっていきます。時期を同じくして終わっていくのがスモモとスイカ。そして入れ替わるようにブドウ、ナシ、イチジクなどが多く並ぶようになります。桃とブドウの間にあるのがブルーベリーでしょうか。

同じフルーツでも品種によって収穫される時期が違いますし、露地栽培だけでなくハウス栽培もありますから（7月の半ばを過ぎれば、もうハウスのミカンは並び始めます）、じんわりと時期の幅があるのですが、トップシーズンと呼ばれる季節に買うのがベストです。数が多く出てくるので安いものも見つかりますし、農家さんもたくさんの中から選べるので、好みのサイズ感を選ぶなどバラエティ豊かになります。

バラエティ豊かにフルーツを買いたいときは有田川町がオススメ

道の駅明恵ふるさと館、しらまの里、あらぎの里などがある有田川町は、東西に流れる有田川を中心に広がります。有田川町の面積はとても広くて、東西に移動すると車で40分以上の距離があると思います（吉備エリアから清水エリアまで）。

いろいろな自然条件の土地があるので、ほんとに産地直売所に並ぶ種類が多くて驚きます。立地もさることながら、産地直売所の数もとても多く、巡ってみると、さまざまな農家さんのフルーツ・野菜が見つかります。例えば道の駅にもそれぞれフルーツや野菜の販売スペースがありますし、その他にも「ありだっこ」や「どんどん広場」などの直売所が高速道路の出入り口からほど近くにあります。また、道路沿いの無人販売も和歌山県内では数が多く見つけやすいエリアです。

また有田川町に隣接する市町村も農業が盛んな土地なので、そこからも有田川町に商品が集まってくるためフルーツや野菜のお買い物には最適な場所です。

↓7月23日の「どんどん広場」でのスイカ売り場です。サイズも品種もさまざまなスイカがズラリと並んでいました。