和歌山市の道の駅四季の郷公園近くはタケノコ直売の宝庫（3〜5月）
和歌山市にある唯一の道の駅四季の郷公園（愛称：フードハンターパーク）は、山東（さんどう）地区にあります。この地区はタケノコが名産で、季節になると道路沿いで農家さんによる販売が行われます。
3月ごろからタケノコの収穫が始まりますが、最盛期は4月頭〜半ばくらいまで。4月の初頭は周辺地域でのイベントも多く、めちゃくちゃタケノコが売っています！
道の駅四季の郷公園内の産直コーナー「水の広場」でも、土のついたタケノコから水煮、タケノコごはんまで、いろいろなタケノコが売っています。
近くには熊野古道（県道9号など）もあり、その道沿いにも直売があります。今回は道の駅四季の郷公園から車で5分ほどの直売所へ行きましたので、レポートします。
山東のタケノコは良質の土で育ち、柔らかい！
山東周辺で採れるタケノコは、まず赤土でタケノコが育つために良い環境が整っています。タケノコの生産者さんがいるので、竹林を整備して育てています。そのため、大きさもそろっていて、数も安定しています。最盛期なら毎日どこかで朝堀りのタケノコを買うことができます。
今回出かけたのは、道の駅四季の郷公園から伊太祁曽駅を通って少し先にある普門寺の入り口にある直売所です。「普門寺」の看板が立っているのですぐわかります。その看板のところが直売所です。
■普門寺
和歌山県和歌山市口須佐２９５（MAP）
お寺は坂を上ったところにあるのですが、その手前の県道沿いに産直の小屋があります。普段は無人でお花とかを売っているのですが、タケノコの季節はおばちゃんがいて、いろいろとお話をしながら買うことができます。
タケノコの水煮を購入！100グラム当たり200円
つい水煮を選んでしまったのですが、水煮もいろいろなサイズを用意してくださっていました。
“水煮たけのこ”は、100グラム当たり200円。家で下処理する手間がなく、ありがたい・・・。
下処理していないタケノコは1盛で1000円〜2000円でした。国産の中でもおいしいタケノコ、この価格ならめちゃくちゃお手頃だと思います。
「やっぱり水煮のほうがいい？」と言われつつ（笑）、いちばん大きいものを選びました。
「750グラムもあって高いけど、、、」とお店の方が戸惑われていましたが、50グラム分の値引きもしてくださり、1400円で無事に買うことができました。
鮮度を落とさず持って帰ることが使命になるので、保冷剤、保冷バッグはあったほうがよいです。
これほど大きいタケノコの水煮は見たことがなく、産直ならではだと思いました。道の駅四季の郷公園でも水煮を見ましたが、買いやすい手のひらサイズだったので、700グラム超えは農家さんの直売ならではの大きさかもしれません。
大きいサイズでも水を替えておけば長持ちするといわれました。私が冷凍するというと、「冷凍しなくてもいいよ」という反応でしたので、やはり冷凍すると味が落ちてしまうんでしょうね。
渋みもなく、さわやかな春の味覚
全く渋いところがなく、柔らかく、最高においしかったです。簡単に出汁で炊いただけですが思い出に残るような味で、本当にとてもよい買い物でした。
お弁当に入れて、ちょこちょこと楽しんでいます。きれいな色が春を感じます。
和歌山市の道の駅四季の郷公園へ来るなら春がオススメ
春の次にオススメの季節は、ブドウの季節の秋でしょうか。ブドウもこの周辺の産直で販売されます。
四季の郷公園近くの貴志川町はイチゴの産地で5月頃までイチゴもたくさん売っていますし、道の駅周辺での産直もタケノコも新鮮なものが買えます。また、道の駅内ではイベントも多く、桜もたくさん咲いています。
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そのほか周辺には、伊太祁曽神社や足守神社があり、たま電車で人気の和歌山電鐵が走っています。ぜひ周辺観光へお越し下さい。道の駅四季の郷公園に車を停めて、散策するのもオススメです。伊太祁曽駅近くにもコインパーキングがあります。
