和歌山の道の駅グルメ10選！”道ナカ食堂”でも地魚や旬の野菜が食べられる！
和歌山県内の道の駅の施設内にあるレストラン（道ナカ食堂と個人的に呼んでいます）で食べられる特色ある食事をまとめます。どれも地元の色がしっかり出ていて、食べて楽しい、おいしいものばかりです。
道の駅は地元の方々が運営しているところも多いので、その食堂は地元色豊かで丁寧につくられた食事を提供してくれます。
海鮮から旬の食材まで、多種多様に和歌山グルメが幅広く食べられるので、道の駅内のレストランで面白いメニューを探して食べてみてほしいなと思っています。
①海鮮／地魚
和歌山のグルメといえば、やはり海が近いだけあって海鮮系を食べたい方が多いと思います。道の駅でも海鮮丼やお刺身、地元で獲れた珍しい魚介などを食べることができます。
豊富に海鮮系メニューを用意している道の駅は、立地も海に近いため、美しい海を眺めながらおいしい海鮮の食事ができます。
道の駅志原海岸＠白浜町 ウツボ、マグロ、地魚など
白浜町日置（ひき）にある道の駅志原海岸では、海を一望できる2階レストランで豊富に海鮮メニューが揃っています。
そして、日置産の魚は和歌山の中でも少し特色があります。和歌山県内のどの地域でもよく食べるマグロや釜揚げシラスのほか、こちらではウツボや伊勢海老、生シラスなども食べられます。
ウツボや伊勢海老など希少なものは少し値が張りますが、ちょっと珍しい魚介が食べられるオススメレストランです。
道の駅すさみ＠すさみ町 海鮮丼、地魚など
和歌山の道の駅で海鮮丼や和食を食べたいなら道の駅すさみです。
和歌山県内でローカル和食チェーンを展開する会社が道の駅を運営しているので、とても本格的なレストランがあります。地元の魚も取り入れ、いつも新鮮な魚をさまざまな調理法で提供してくださっています。
海鮮丼は大人気で、ランチタイムのピーク時には品切れになっていることも。
↑漬け丼は数量限定で特に人気の高い海鮮丼メニューなので、狙う方はお早めに！
すさみの特産・ケンケン鰹もお刺身がいただけます。こちらはケンケン鰹の漁が実施されている時期のみです。どうしても魚にも旬があるので、提供されるメニューは日によって変わります。
それだけ新鮮な地魚を選んで提供してくださっているということなので、一期一会を楽しみに出かけたいレストランです。
◆レストランの詳細レポートはこちら＞＞道の駅すさみのレストラン「蒼海」の海鮮丼
②肉／ジビエ
和歌山県でお肉のイメージは少ないかもしれません。というのも、山間部が多い和歌山県では畜産があまり盛んでなく、和歌山県産の牛肉、豚肉、鶏肉は生産量は非常に少ないからです。
では魚ばかり食べているかというとそうではなく、牛・豚・鶏以外のさまざまな安心・安全なお肉があり、道の駅のレストランでも提供されています。ぜひご賞味ください。
道の駅SanPin中津＠日高川町 「ほろほろ丼」
和歌山県の中央部にある日高川町では、ホロホロ鳥の飼育が盛んで、1980年代から行われています。日高川町を代表する特産品で、非常にコクがありおいしいお肉です。
お肉だけを道の駅の産地直売コーナーで買うこともできます。レストランでは丼で味わえますので、ぜひホロホロ鳥の味を確かめてみてください。
◆詳細なレポートはこちら＞＞道の駅SanPin中津のほろほろ丼」
道の駅たいじ＠太地町 クジラ肉の丼や定食、イルカの刺身
太地町に行ったらやはりクジラ肉です。町内では安心のクジラ肉が流通しており、道の駅内のレストランではバーガーや丼、定食、刺身などさまざまな調理方法のクジラ肉が食べられます。
また、クジラほど有名ではないですが、イルカも太地町では食されており、道の駅たいじでも提供されています。
↑クジラ肉と似ている、イルカの赤身肉の刺身です。クジラと比べると少しクセがあるといわれています。薬味もついていますので、県内でも珍しいレアグルメにチャレンジしてみてください。
◆詳細なレポートはこちら＞＞道の駅たいじの「鯨スタミナ丼」
道の駅一枚岩＠古座川町 「モリノスバーガー」「鹿肉カレー」
切り立った山に囲まれた、名勝・一枚岩のすぐそばにある道の駅一枚岩では、地元産のジビエ料理が提供されています。イノシシ肉を活用した「モリノスバーガー」や、シカ肉のステーキがのったボリュームのあるメニューが人気で、メディアにもよく登場しています。
そのほかジビエソーセージ、地元のクラフトビールなどもあり、軽食を取るにもぴったりのレストランです。
◆詳細なレポートはこちら＞＞道の駅「一枚岩」の鹿肉カレー
③郷土料理／旬の地元野菜
地元ならではの料理である郷土料理や、旬の食材（野菜）が食べられる道の駅レストランもあります。和歌山はフルーツが有名ですが、野菜もすごくたくさんの種類がつくられています。新鮮な野菜をたっぷり食べて、旅の疲れを癒すのもいいですね。
道の駅奥熊野古道ほんぐう＠本宮町 めはり寿司
熊野古道を歩くおともに食べられていた郷土料理「めはり寿司」。道の駅のテイクアウトコーナーでも見かける、和歌山の代表する郷土料理です。お寿司とはいうものの、ごはんは酢飯ではなく白米です。
道の駅奥熊野古道ほんぐうでは、作りたてのめはり寿司が食べられます。素朴な味わいが最高です。
◆詳細なレポートはこちら＞＞道の駅奥熊野古道ほんぐうのめはり寿司
道の駅水の郷日高川龍游＠龍神村 「しいたけバーガー」「しいたけ丼」
道の駅水の郷日高川龍游では、龍神村の清涼な水で大きく育った新鮮な肉厚シイタケをフライにしたメニューが大人気。龍神といえばシイタケといわれるほどなので、
ハンバーガーはテイクアウトでも販売しているのですが、ズラリと並んだハンバーガーがどんどん売れていっています。シイタケ栽培は龍神の風土に合っているようで、名産として根付いています。
道の駅あらぎの里＠有田川町 「特選あらぎ定食」
高野山麓に位置する有田川町清水は、本宮町や龍神村と並ぶほど大自然が広がるエリアです。この地域では高野山で消費される野菜を古くから作っており、とても農業の盛んな地域です。また、他のエリアより涼しいなど気候にも特徴があり、この土地ならではの特産品もあります。
道の駅あらぎの里では、地元の方々が手間ひまかけて作ってくださる食事がレストランで提供されています。豆腐やコンニャク、味噌も手作り。地元の食材がふんだんに使われています。
お茶も蕎麦茶ですし、お漬物も自家製。お水がおいしいからか、白米もスッキリとしたクリアな味わいです。調味料も、この地域で取れるブドウ山椒は調味料として置かれており、スパイスとして食べることができます。「特選あらぎ定食」は日替わりなのでメニューはいろいろ変わります。
和歌山の自然の恵みを食べている！という感じがしますし、味もおいしいので非常にリピーターの多いレストランです。
◆詳細なレポートはこちら＞＞道の駅あらぎの里のランチ
道の駅四季の郷公園 「四季の恵み定食」
和歌山市にある道の駅四季の郷公園は食に特化した道の駅で、愛称はフードハンターパーク。和歌山市以外からも豊富な食材を集めており、四季折々の食材を丁寧に調理した「四季の恵み定食」が味わえます。野菜はもちろん、シラス、マグロなども食べられ、和歌山県内の道の駅のレストランメニューの中で、いちばんたくさんの食材を一度に味わえる定食だと思います。
他にも定食があるのですが、いろいろ食べたいときはやはり「四季の恵み定食」がオススメです。
◆詳細なレポートはこちら＞＞四季の恵み定食、そのほかの定食やカレー
道の駅青洲の里＠紀の川市 「健康おもてなしバイキング」
紀北エリアの紀の川市にある道の駅青州の里では、ランチバイキングが常時実施されています。和歌山県内の道の駅では唯一のビュッフェスタイルです。紀の川市は「あら川の桃」で有名な場所で、和歌山県内でもトップクラスに農業が盛んな土地です。そのため、ビュッフェ台に並ぶメニューも新鮮な野菜がたっぷり使われています。
野菜やフルーツの天ぷら、紀の川市の郷土食も食べられますし、青洲の里にはハーブガーデンもあるためハーブもメニューに活用されています。
和歌山の旬の野菜をたっぷりビュッフェで食べられ、眺望も美しい緑が広がり開放感があるので、観光で訪れるにはうれしい道の駅レストランです。満席になることもあるので、時間に余裕を持って立ち寄ってみてください。
◆詳細なレポートはこちら＞＞青洲の里「レストラン華」健康おもてなしバイキングは家庭料理の味わい
まとめ
道の駅内のレストランでも、和歌山ならではのグルメが十分満喫できます。あまりいろいろなスポットへ立ち寄る時間がないときも道の駅内ならパパっと食べられるのでありがたいですよね。予約なども不要なので、気軽にお立ち寄りになって、新鮮で味わい深い和歌山グルメを堪能してください。
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